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【個人サロンの物件探し】「SOHO可」ならOK?契約後に後悔しないための検索ワードと内見チェックリスト

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個人サロンの開業で一番の難関は「物件探し」です。「SOHO可」と「事務所可」の違いは?SUUMOでの探し方は?隠れ家サロンを成功させるために、物件検索のコツから、内見で必ず確認すべき水回り・電源・セキュリティのポイントまでを徹底解説します。

はじめに:サロン開業の最大の難関は「物件探し」にあり

「法律やルールのことはわかった。じゃあ、実際にどこで物件を探せばいいの?」 多くのオーナー様が次に直面するのが、この物件探しの壁です。

実は、個人サロンの開業において、最も時間と労力がかかるのがこのフェーズです。なぜなら、日本の賃貸市場において「住居用マンションで不特定多数の来店がある店舗営業」を許可している物件は、全体のほんの一握りしかないからです。

しかし、諦める必要はありません。正しい「検索キーワード」と「内見の視点」を持っていれば、理想の隠れ家物件には必ず出会えます。

この記事では、サロン利用OKの物件を効率よく探すコツと、契約前に必ずチェックすべき設備ポイントを解説します。

1. 「SOHO可」「事務所可」「店舗可」の違いを理解する

物件サイトを見ていると似たような用語が出てきますが、サロン開業においては意味が全く異なります。ここを履き違えると、問い合わせてもすぐに断られてしまいます。

SOHO(ソーホー)可

  • 本来の意味: 住居兼仕事場(Small Office Home Office)。
  • サロン利用: △(要相談)
  • 特徴: 基本はWEBデザイナーやライターなど「人の出入りがない」職種向けです。「不特定多数の来店」を嫌がるオーナーが多いため、サロンはNGと言われることも多いですが、ネイルや整体など「静かな業種」なら相談に乗ってくれるケースがあります。

事務所(オフィス)可

  • サロン利用: 〇(可能性大)
  • 特徴: 税理士事務所や行政書士事務所などを想定しています。SOHOよりも「来客」への理解がありますが、あくまでオフィス仕様です。水回りが簡素だったりする点に注意が必要です。

店舗(テナント)利用可

  • サロン利用: ◎(大歓迎)
  • 特徴: 最初からお店として使うことを前提としています。看板が出せる、内装がいじれるなど自由度は高いですが、敷金・礼金が「賃料の6〜10ヶ月分」など初期費用が高額になる傾向があります。

2. 効率的な物件の探し方と問い合わせのコツ

大手ポータルサイト(SUUMOやHOME’Sなど)を使って自分で探す場合、ただ「条件検索」をするだけではサロン可物件は出てきません。

検索の裏ワザ:キーワード絞り込み

条件検索のフリーワード欄や、詳細条件のチェックボックスで以下を選択・入力します。

  • 「事務所利用可」にチェックを入れる
  • フリーワードに「サロン相談」「エステ相談」「ネイル相談」と入れる

不動産屋さんへの伝え方

問い合わせの際、「良い物件があればサロンをやりたい」と曖昧に伝えるのはNGです。営業担当者に本気度が伝わらず、後回しにされてしまいます。

  • ネイルサロンを開業予定です」
  • 1日3名程度の完全予約制です」
  • 「大きな音や匂いは出ません」
  • 「女性専用サロンにする予定です(セキュリティ重視のアピール)」

このように「どんな使いかたをするか(迷惑をかけないか)」を具体的に伝えると、担当者も大家さんに交渉しやすくなります。

3. 内見で絶対に見るべき「5つのチェックリスト」

間取りや家賃だけで決めてしまうと、後から「施術しにくい!」「お客様から不評!」という事態になりかねません。サロン目線での内見ポイントは以下の5つです。

① 共用部と玄関の「雰囲気」

お客様にとって、サロン体験は「マンションの入り口」から始まっています。

  • エントランスや廊下は清潔か?(ゴミが散乱していないか)
  • オートロックの解除方法はわかりやすいか?
  • 夜間の照明は暗すぎないか?(女性客が怖がらないか)

② 水回りのスペック(特に美容・エステ)

  • お湯の出: 安定してすぐにお湯が出るか。
  • 洗面台: お客様に手を洗ってもらう場合、生活感丸出しのデザインではないか。独立洗面台があるのが理想です。

③ 空調と換気の位置

  • エアコンの風: 施術ベッドを置く予定の場所に、エアコンの風が直撃しないか。
  • 換気: ジェルネイルやアロマなど匂いが出る業種の場合、窓を開けて換気がしやすいか。

④ コンセントの位置とアンペア数

  • 美容機器を使う場合、ベッドの近くにコンセントがあるか。
  • ドライヤーやスチーマー、暖房器具を同時に使ってもブレーカーが落ちないアンペア数(最低30A、できれば40A以上)があるか。

⑤ 生活音と防音性

内見時は必ず部屋の中央で耳をすませてください。

  • 隣の部屋のテレビ音や話し声が聞こえないか。
  • 上の階の足音は響かないか。 癒やしを提供するサロンで、生活音が丸聞こえなのは致命的です。

4. 初期費用は「住居」よりも高くなる覚悟を

最後に、お金の話です。 前の記事でも触れましたが、サロン利用(事業用契約)の場合、一般的な住居契約とは条件が変わることが多いです。

  • 消費税: 家賃に消費税がプラスされます。
  • 敷金(保証金): 住居なら1〜2ヶ月分ですが、事業用だと3〜6ヶ月分を求められることがあります。
  • 火災保険: 事業用のプランへの加入が必要です。

「住居と同じ感覚」で予算を組んでいると、契約段階で資金不足になる可能性があるため、初期見積もりは必ず「事業用」で出してもらいましょう。

まとめ:妥協しない物件選びがサロンの寿命を決める

マンションサロンにおいて、物件は単なる「箱」ではなく、「サロンのブランディングそのもの」です。

駅から少し遠くても、エントランスが素敵で部屋の日当たりが良ければ、お客様は「隠れ家を見つけた」と喜んでくれます。逆に、駅近でも薄暗くて生活音のする部屋では、リピートには繋がりません。

  1. 「SOHO・事務所可」で粘り強く探す
  2. 不動産屋さんに「具体的な業態」を伝えて味方につける
  3. 内見では「お客様目線」で共用部と設備をチェックする

この3つを意識して、あなたの理想のサロンを実現できる運命の一室を見つけてくださいね。


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